年2回の更新

2月12日と8月10日

2015.08.10

毎年恒例になっているこの日の長文。今回で5回目になりました。
今回もこの長文を書くにあたって今までの8月10日の文章を読み返していたのですが。
今年は例年とは少し違う観点で文章を書くことになると思うと月初めくらいにTwitterで呟きましたが読み返してみて改めてそう思いました。去年の今日はまだSnowMan好きじゃなかったから。去年までとはわたしの見てる人が変わったから。 離れる日は来ないと思う という過去の自分の言葉を見て苦笑いしています。(なーんて言いながら8.10になってみて色々動画とか振り返ってこれ書き始めたら例年とあんまり変わらない文章になった気がするけど)



わたしがKis-My-Ft2の存在を知ったのは2007年。それから約8年の月日が流れました。初めて存在を知った時はデビューなんてまた夢の夢だったしできるとも思ってなかった。えびきすやって12人で?なんて思ったりもしてPLAYZONEとかツアーとかたくさんやらせてもらったのにいまいちジャンプできずにホップステップで終わってしまう状況があったりして。荒れたところも腐りかけたところも見てきたからこそ今こうやってデビュー4周年をお祝いしているという現実に浸ることができている気がします。
デビューしてからの彼らは完全に色が変わってファンもガラリと変わりました。それについていけなくて文句ばっかりになってわたしはSnowManに逃げました。逃げた先は天国で幸せが溢れていました。やはりわたしはデビューが見えるか見えないかで頑張っているJr.が好きなのだと心から思ったりもしました。

都合のいいことを言うかも知れないけれど、やはりデビューが決まった時の映像を、あの時何度も見て何度も泣いたあの映像を見ると無意識にこみ上げてくるものがあるみたいです。わたしにとってKis-My-Ft2は大きな存在であったから。わたしの青春を全て捧げた存在であったから。彼らがいなかったら今のわたしはいないと言い切れるくらい、わたしは彼らに支えられてつくられた部分がたくさんあります。

周りの環境 と言うワードを過去にもよく出していましたがやはり今年も使うことになるようです。

わたしにとってKis-My-Ft2は簡単に離れられる存在ではなかったというのはデビューして色が変わってついていけなくなり始めてからも3年はついて行っていたところを見ると分かる気がするのですがなんでSnowManに逃げることになったのかというと 周りの環境 が原因だったのだろうなと思います。Kis-My-Ft2のコンサート、舞台にしか行っていなかったからその場所が 心地よくない ということはわかっても相対的に感じることはできなかった。だけどわたしは去年のDREAMBOYSをきっかけにSnowManにはまってKis-My-Ft2以外のコンサートや舞台にも足を運ぶようになりました。そこでやっとKis-My-Ft2の現場が本当にわたしに合っていないのだと気づくことができた、そんな気がします。12月の横アリ、タッキー&翼のコンサート会場は本当に居心地が良かった。肌でひしひしと感じることができたんです。
その場にいる人たちだけが原因ではなく楽曲であったり売り出し方であったりわたしが彼らを好きで居続けられなくなった理由は様々あります。
デビューって、こんなものだとわかってはいたけれど、実際に自分が応援していたグループが該当するととても難しい気持ちになるのですね。


わたくしごとではありますが、わたしはつい最近まで就職活動をしていました。その中で 自己分析 というものをしていました。今まで自己分析なんてしたことなかったから新たな発見があったのですが人って 自分はこういう人だ と思ったらそうなろうとするんですよね。わたしも、友達も、そうでした。自己分析なんて結局は客観的に見れずに主観的に見た希望もたくさん入った結果なのに 自分はこういう人間なんだ と思ってしまうとそんな人間に近づこうとしている自分がいた。 わたしはこういう人間だからこういう時はこうするな なんて自分なのに自分じゃないみたいに考えて行動したりした時期もありました。
彼らもそうだったりするのかなーって思ったりもしたんです。世間からの声、自分の理想、周りからの評価、そんなものが混ざり合って自己分析という名のよくわからない 自分作り が行われた結果、 アイドルとしての自分 を演じ続けている。酷いとそれが自分の性格だと思い始めたりもする。そんな風になっているのかもしれないと考えたりもしました。
わたしの勝手な意見ではあるけれど、何か大きな出来事があったあとに性格が変わったから好きじゃなくなった、と言うのはもしかしたらすごく残酷なことなのかもしれないなと。

SnowManが、佐久間くんが、好きだと気がついてからのKis-My-Ft2の現場にはSnowManがいました。今回のツアーには恐らくSnowManはいません。自分自身どうなるのかまったくわからないですがなんだかんだ会場から出てきた時には満足感に浸っているのかなと思ったりもしています。
そこに立ってればいいんでしょ?という雰囲気を醸し出した演出を繰り返すようなグループではないと信じていたいから。2ndとは、Journeyとは、まったく違う路線の演出をしてくれると信じていたいから。たくさんの期待を込めて初日、足を運びたいと思います。Kis-My-Ft2好きでいたからこそ出会えた大切なお友達とともに。


彼らはたくさんの人に出会わせてくれました。
彼らはたくさんの考え方を授けてくれました。
彼らはたくさんの景色を見させてくれました。
彼らにはたくさんの感謝があります。
記念日にはおめでとうよりもありがとうを伝えたい。
その場にいてくれてありがとう。
その場にいることを選んでくれてありがとう。
笑顔と勇気をありがとう。
良い思い出も悪い思い出もたくさんたくさんあって、思い出すと涙が溢れてしまいそうになるほどこの8年弱は濃いものでした。 完全に離れることはできないと思う と言うのは間違っていないのかもしれない。わたしは、過去の彼らには縛られたままだから。節目節目にこうやって思い出して想いをつらつらと書き連ねて文字にしていくと毎年毎年こみ上げてくるものがたくさんあってやはり彼らを好きだったのだと、わたしにとっては大きな存在だったのだと、思い知らされるから。


彼らに対する不満は口を開けばたくさん出てきます。でも、それを言わないようにした。SnowManに逃げることで違うことを口から出すようにした。それが正解なのか不正解なのかはわからないけれどわたしは今、もやもやしていた1年前よりも確実に明るい気持ちで彼らを見ることができている気がします。離れてみるのも案外良いものなのかもしれませんね。

来年は、どのような文章を書いているのでしょう…