年2回の更新

2月12日と8月10日

2020.08.08

あの日から1年。
SnowManavexからデビューするということが東京ドームで発表されたあの日から今日で1年が経ちました。

1年、かぁ。
なんだかもっと昔のことのような気がしていて。この1年間、ものすごく怒涛だったけれどものすごくゆっくりでもあったりしたなぁ。


あの日、朝から炎天下の中4時間くらいだっけ、グッズ列に並んでご飯食べてスパ行って、会場に戻ったら記者会見ブースが見えたというツイートでちょっとザワザワしていたりなんかして。




1月に増員して2月に滝沢歌舞伎ZEROが始まって3月に朝焼けの花を聞いて5月に深澤くんのあの言葉を聞いて7月に終わらないMemoriesを聞いて、そんな中での8月8日だったから、怖すぎてデビューなんて想像できなかった。
というか、想像したくなかった。
そうじゃなかった時が怖すぎたから。

SnowManが「デビュー」という単語をしっかりと言葉にして伝えてくれるようになって増員もして主演舞台もやって、今までよりもデビューが少しずつ現実的なものになってきていたとしてもおかしくないなと思っていた時期だったからこそ、余計に怖かった。
信じて、期待して、そうじゃなかった時の悲しみが怖かった。
だから本当に、周りからそんな言葉が聞こえても絶対に信じなかったし、期待もしなかった。

オープニングでの登場の仕方が2グループだけ違って、いろんなことが頭の中に浮かびそうになったけれど、それも全部消してた。あの時、2グループが横に並んだあのタイミングは頭がフリーズしていて何も考えていなかった。何も、考えられなかった。
モニターにデビューの文字が映し出された時にやっと、ずっとずっと抑え込んできた気持ちが溢れた。


いろんなことを考えた1日でした。大きな花束を持ったまま歌うLock on!は、あの席から見た9人の姿は、一生忘れることはないと思うけれど、あの公演のDVDは未だに一度も再生できていないままです。たぶんこの先も、少なくとも数年間は再生できない気がしています。


デビューが発表されてからの最後のJr.期間も、デビューしたその週も、本当に怒涛で本当に濃かったなぁ。
少年たちの2幕でお手紙を読んでくれていたけれど、2公演入ってそれが佐久間くんと深澤くんの回で、たくさん泣いた。デビューが近づくにつれてテレビも雑誌も把握しきれないくらい出演させてもらえる機会が増えて、デビュー日は昼からジャニショ行ってCDショップ何件もハシゴしてカラオケでSnowManの曲流して。時間的にも体力的にもカツカツだったけれど、最高に楽しい1週間だった。


コロナが世界的に流行してデビューツアーも延期になって夏の歌舞伎も中止になって、思い描いていたデビュー年とは少し違う世界が待っていたけれど、冠番組が始まったり雑誌の連載が始まったりYouTubeリモート企画をやってくれたり素のまんまで留守電企画があったり佐久間くんのお料理の腕が凄まじく上がったり、デビューしたからこそできたお仕事もたくさんあったけどこんな風になったからこそ実施された企画もたくさんあったりして、悪いことだけじゃなかったなぁって思ったりもしています。



正直、この先どうなるかわからない。世界的に流行したこのウイルスと、いつまで気を張って戦い続けていかないといけないのか、エンターテインメントが前の形に戻るにはあとどのくらいかかるのか。
常に次の現場の当落が出ている状況が、現場で友だちとバイバイする時はじゃあ次は何週間後のあそこで!なんて言っていたようなあの状況が、当たり前だった時期だってあったのに、今では夢のようになってしまっていて。ようやく振替が決まったデビューツアーも行けない可能性だってあって。




でも、どんな形になったとしても、彼らにはやっぱり新しい景色を見ていって欲しいなぁと思うし、誰も歩いたことのない足跡がひとつもない場所に色鮮やかな足跡をつけて行って欲しいなぁと思うのです。

ファンの数も仕事内容も、数年前に想像していた未来とは全然違う未来が今ここに確かにあって、だからたぶん今想像もできないような未来が、数年先には待っているんじゃないかなって思える。
彼ら9人だからこそ歩ける道を歩いて、あのメンバーだからこそ作り上げられる世界を作ってほしい。
1年前の今日、たくさんの気持ちが複雑に交わるあの場所でデビューを発表した彼らだからこそ、数年後も数十年後もずっとその世界で笑っていてほしいなと思ったりするのです。






最後に、素能玉雪、お誕生日おめでとう!!